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Text Interviews » Yuki Kajiura interview about Yuki Kajiura LIVE TOUR vol. # 15 “Soundtrack Special at the Amphitheater”

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【インタビュー】梶浦由記が贈るサウンドトラックのみのライブが、ファン待望の音源化!
2020年06月10日
インタビューアーティストインタビュー

【インタビュー】梶浦由記が贈るサウンドトラックのみのライブが、ファン待望の音源化!
梶浦由記が、みずから手がけたサウンドトラックを実力派プレイヤーたちとともに演奏する「Yuki Kajiura LIVE」。2019年6月に開催された「Yuki Kajiura LIVE TOUR vol.#15 “Soundtrack Special at the Amphitheater” 」の模様が、このたび、CD化されることとなった。2日間にわたって開催されたライブを2枚組全36曲に再構成。ライブでしか聴けない、新たにアレンジされた人気曲の数々を、手元に置いて楽しめることに。その聴きどころや、制作秘話について聞いてみた!

アンフィシアターならではの見せ方ができたライブでした

── 2019年6月に開催された「Yuki Kajiura LIVE TOUR vol.#15 “Soundtrack Special at the Amphitheater” 」は、その前年の「Yuki Kajiura LIVE TOUR vol.#14 “25th Anniversary Special” 」に引き続き、舞浜アンフィシアターが会場となりました。

梶浦 アンフィシアターは、想像した以上に楽しい会場でした。キャパ2000人という大きな会場とは思えないほどお客様が近くに感じられて、しかも円形のステージなので、どの角度からも見やすいんです。2018年の「Yuki Kajiura LIVE TOUR vol.#14」では演奏者があまり前に出ることがなく、円形のステージを生かし切れなかったという思いがあって、次は前に出ようと思ってやってみたのが「vol.#15」でした。しかも、ステージ自体を回したりもしたんですよね。演奏者のみなさんも、すごくお客様が近かったと口々に言っていました。

── 「vol.#15」のライブは、始まり方も意表を突いていましたね。

梶浦 そうなんです。アコーディオンの佐藤芳明さんが、弾きながら客席の通路に出てきて。こういう芝居小屋みたいな演出がアンフィシアターには合うと思って、試みてみました。初日のお客様はみんな、びっくりされてましたね(笑)。歌い手さんもライブの中で客席通路に降りていくこともあり、「vol.#15」はアンフィシアターならではのいろいろな遊び方ができたかなと思います。

── ライブは2日連続で、1日目と2日目では後半のセットリストが変わってました。

梶浦 2日両方来てくださる方も少なくないですし、一番大きな理由は、1日目はRemiさん、2日目はEriさんと、歌い手さんが替わったということです。ボーカルが入る曲は2人に合わせて組んでいきました。

── 両日とも、NHKの朝ドラ「花子とアン」の曲がセットリストに多く組み込まれていますね。

梶浦 「花子とアン」は100曲を越える楽曲を作っていて、ひとつの作品でそこまで多くの曲を作るということはほかにはないんです。それにしっかりメロディがついていて、明るい曲が多いので、ライブでやりやすいということもあって選びました。それに「vol.#15」はイーリアン・パイプス(アイルランドの民族楽器で、バグパイプの一種)の中原直生さんに参加いただいきましたが、中原さんと初めてお仕事させていただいたのが「花子とアン」だったんです。

── 演奏者の方に合わせた選曲でもあったと。

梶浦 やはりライブは、演奏者の方が映える曲をやりたいですから。レコーディングでもその方が弾いてくださった曲や、担当楽器が活躍できる曲をピックアップしがちですね。

── いろいろなテーマで開催されている「Yuki Kajiura LIVE」ですが、「Soundtrack Special」も定番になってきていますね。

梶浦 「Soundtrack Special」が定着してきたというのは、私にとって画期的なことでした。私が書いてきたサウンドトラックは、女性コーラスが入る曲が多めだという印象が強くありますが、実際は8割以上は歌が入ってない曲なんです。女性たちが謎言語(編集部注・いわゆる梶浦語)で歌う華やかな楽曲がライブの定番曲、人気曲になっているという状況自体がとてもうれしいことなんですけど、ボーカルなしのインストゥルメンタルは通常のライブには入れ込みにくくて。だから逆に、そういう曲を中心にライブをやってみたいと思ったのが、「Soundtrack Special」の始まりでした。歌姫たちが出演しないライブなので、きっとお客様は集まらないだろうなという予想のもとのスタートだったんです。

── 最初の「Soundtrack Special」は、2012年の「Yuki Kajiura LIVE Vol.#9 “three days special” 」ですね。「Vol.#9」は日本語オンリー、Soundtrack、日本語封印と、日ごとにテーマが違う3DAYSライブでした。

梶浦 このときは実際に、2日目が一番集客が少なかったんです。でも、私の予想よりも多くのお客様が集まってくださって、楽しんでくだっているのがわかって。たまにはこういう構成でライブをやっていいのかなと。そうやって回数を重ねていき、、しかも「vol.#15」は2日ともアンフィシアターが満員になったんです。どうしてそれが実現したかというと、最初の「Soundtrack Special」に来てくださったお客様が「よかったよ」とクチコミで広めてくださったからで、みなさまが「Soundtrack Special」を育ててくださったと思っています。その結実として、こうしてライブCDをリリースできたというのは、本当にうれしいですね。

「花子とアン」からの楽曲が多く、温かな印象に満ちたDISC1

── ライブCDは2枚組です。DISC1はライブ序盤の展開に加え、1日目のボーカリストRemiさんが登場する楽曲が収録されています。DISC 2はライブの中盤以降の展開と、2日目のボーカリスト、Eriさんの登場曲という内容で、落ち着いた曲調が多いDISC1、アグレッシブな曲調が多いDISC2という印象でした。

梶浦 そうですね。DISC1は「花子とアン」の曲がまとめて入っていますし、フルートを生かす曲などの比重が多いので、落ち着いた印象があるかもしれません。DISC2は、アニメ「ロード・エルメロイII世の事件簿」のオープニングテーマ「starting the case:Rail Zeppelin」で派手に始まるので、その流れでライブの中盤に配したアップテンポな曲を続けて、Eriさんのボーカル曲に繋げていったので、力強い曲が並んだという印象になってますね。

── 「花子とアン」の曲はどれも、西欧の民族音楽風な要素があり、明るくのどかな印象がありました。

梶浦 「花子とアン」は、本当のケルト音楽ではないんですけど、そういう雰囲気を持った曲を作ってほしいというオーダーがありました。日本が舞台の話ですが、主人公が翻訳する「赤毛のアン」の世界を彷彿させるような曲ということですね主人公が持つ外国への憧れやワクワク感を、サウンドトラックでも表現しました。

── 「花子とアン」のブロックの直後が、「プリンセス・プリンシパル」の「shadows and fog」です。これもある意味、西欧的な世界観の作品でした。

梶浦 「スパイ」と「ロンドン」がキーワードとなる作品で、それに合わせてサウンドトラックはわざとらしいくらいにスパイ物を意識したので、面白かったです。視聴者の方々の心理として、サウンドトラックにはだまされたいというものがあると思うんですよね。だから、少し大げさに作ったほうが気持ちよく聴いていただけると思うんです。「スパイ」を意識しながら、メインキャラクターが美少女たちであるということを忘れずに作ったのが、「プリンセス・プリンシパル」でした。

── DISC1には、「東京兄妹」の「first love」と、「RAINBOW」の「Rainbow~Main Theme~」という実写映画からの2曲が収録されています。この2作品にはどのような思い出がありますか?

梶浦 「first love」はSoundtrack Specialでは何度も演奏している、定番に近い曲ですね。作っていたときは、将来ライブで演奏することになるとは想像もしていませんでした。原曲はサンポーニャを使っているんですけど、「vol.#15」では赤木りえさんにフルートを吹いていただいてます。

── 「東京兄妹」は1995年公開の映画ですね。

梶浦 かなり前ですね。この作品のサウンドトラックを書いた頃はコンピューターの打ち込みではなく、生の楽器を使うことを今よりも強く意識していて、結果的にライブで演奏しやすい曲になってますね。ただ、5拍子という演奏者を悩ませる曲でもあって、ライブで演奏したことで初めて、この曲を演奏するときの緊張感がわかりました(笑)。

── もうひとつの「RAINBOW」は1999年公開の映画で、「Rainbow~Main Theme~」はタイトル通り、テーマ曲ですね。

梶浦 これも懐かしい曲です。ライブではずっとRemiさんに歌っていただいていて、今ではRemiさんをお呼びしたときの定番曲になりました。ちなみにオリジナルはデビュー前の、まだ大学生だったKOKIAさんが歌っているんです。

── 歴史ありですね。

梶浦 そうですね。当時、もうすぐKOKIAという名前でデビューするんです、と教えていただいたのを覚えています。この映画はアーティストが歌う楽曲がたくさん使われていたので、私が担当したサウンドトラックは数曲なんです。クラシック風の歌い方ができる方ということで、KOKIAさんを紹介していただいて、その中のいくつかを歌っていただいたという経緯でした。

── DISC1のラストは、Remiさんのボーカルによる「NOIR」の「a farewell song」。「vol.#15」初日の最後に披露された曲です。

梶浦 「NOIR」という作品と出会えなかったら、今のような仕事はしていないでしょうね。サウンドトラックを担当することになり、真下耕一監督に「好きに作ってください」と言っていただけたことが私の人生を変えて、今のすべてにつながっています。人生のターニングポイントはいくつもありますが、「NOIR」ほど大きな分岐点はないですし、作品自体もすごく印象深いものでした。「こんなことをアニメでやっていいんだ?」と思うようなことが次々と起こりましたし、真下監督の音楽の使い方も常識を打ち破るようなもので、忘れがたい作品ですね。

── ちょうど同じ日にSee-Sawのコンプリートベスト「See-Saw-Scene」が発売されますが、「NOIR」はSee-Sawにとっても再出発となった作品なんですよね。

梶浦 はい。それまで長く休んでいたんですけど、「NOIR」で挿入歌をやらせていただいたことが活動再開につながって。私にとっては、いろいろなことが動き出した作品でした。それに技術的な話なんですけど、ちょうど「Pro Tools」が台頭してきた時期で、私も「NOIR」を作っている間に導入したんです。
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ライブ映えする楽曲が並び、「red rose」で沸点に到達するDISC2

── DISC2の1曲目は、先ほども話題に出た「ロード・エルメロイII世の事件簿」のオープニングテーマ「starting the case:Rail Zeppelin」です。このライブで初披露された曲ですね。

梶浦 アニメがまだ放送前で、演奏していいかどうか確認を取っての初披露でした。ライブで新曲を発表するということが、私にはほとんどないので、貴重な体験でした。オープニングテーマということでできたことだと思います。

── そこから始まって、「MADLAX」や「エル・カザド」のアップテンポな楽曲になだれ込んでいくというのがDISC2の序盤で、ここは盛り上がるゾーンですね。

梶浦 この2作は「NOIR」に続く真下監督作品です。「エル・カザド」は、舞台となったのが中南米ということもあって、真下監督作品にしては作風がファンキーで、曲もそれにつられて、かっこよさがありつつ、大げさなゆえにコミカルに聞こえるものが多くなりました。そういう感じがライブ映えするし、プレイヤーも演奏していて楽しいんですよね。

── 「エル・カザド」のときは、サウンドトラックのイメージ作りのためにペルーまで行かれたそうですね。

梶浦 行ってきていいよと言われたので(笑)。セスナに乗ってマチュピチュを見に行ったり、現地でしか買えないようなCDを山のように買って帰ってきました。

── この流れに乗って、「el cazador」からEriさんのボーカル曲のパートに入り、「ツバサ・クロニクル」の「voices silently sing」、「コゼットの肖像」の「moonflower」と続いていきます。

梶浦 Eriさんのパフォーマンスを見て感じるのは、「やっぱり舞台の方だな」ということですね。歌の上手さは当然として、ステージの上での立ち居振る舞いをよくご存知なんです。この日は舞台セットとして月が天井からぶら下げされていたんですけど、Eriさんがお客様に背を向けて、月に向かって歌う場面があって。「舞台の人は、こういうふうにセットのすべてを巧みに利用するのか」と感動しました。妖しい曲を歌うときは、ステージに横になってしまうとか、そういう動きを自然にやってくださるので、すごく曲が盛り上がるんです。演奏しているのが映像と親和性が高いサウンドトラックということで、Eriさんの演技的な動きによって、楽曲のイメージがお客様により伝わりやすくなっていると思います。

── DISC2の12曲目「Crush」以降は、アンコールの曲です。ここでの注目曲は、やはり「red rose」です。

梶浦 アンコールはもうお祭り騒ぎですね(笑)。「red rose」は「Yuki Kajiura LIVE」の定番のひとつとなっていて、お客様がすごく喜んでくださるので、やらないわけにはいかない曲です。おそらく、当日のライブを見てライブCDを買ってくださる方の8割くらいは、「red rose」をもう一度聴きたいと思ってくださった方なんだろうと思います(笑)。

── それほどの盛り上がりだったということですね。

梶浦 CDに収録されている「red rose」はデジタルビートにイーリアン・パイプスを乗せたという感じの曲ですが、ライブだとプレイヤーたちの壮絶な共演になって。まさか、ライブでこうなるとは、私たちも想像していなかったんです。最後のリールはもともとイーリアン・パイプスのリールだったので、当然ライブでは中原さんにやっていただいて、どうせならバイオリンの今野(均)さんも一緒にやりませんかとなり、さらに、アンコールなのだから、いっそのこと全員でやりましょうということになり、結果的にすごい盛り上がりを見せる曲になりました。

── CDでも十分過ぎるほど迫力が伝わってきますが、現場でこれを聴いたら、圧巻だったでしょうね。

梶浦 ライブならではの育ち方をした曲のひとつですね。と言うより「red rose」がこうなったのは、リハーサルで、これもやっちゃえ、あれもやっちゃえと盛っていったあげくの事故みたいなものですけど(笑)。でも、こういう勢いもライブの醍醐味のひとつですね。

── お客さんのどよめきが、今回のライブ音源には入っているんですよね。それがまた臨場感を高めていて。タイム的にも7分近くあって、本当に聴きごたえがあります。

梶浦 本来はもっと短い曲なんですけど、ソロをやるプレイヤーさんが増えるごとに、こんなタイム数になってしまいました(笑)。ソロになると、私も観客のひとりのような気持ちになるんです。みんな、毎回本番でやることを変えてくるので、私自身にとってもすごく面白い曲です。

── DISC2の最後の曲は、2日目のラストを飾った「ツバサ・クロニクル」の「ring your song」です。

梶浦 別れの曲ですね。ライブではアンコールや締めの定番になっています。シンプルな曲なんですけど、いいメロディが書けたんじゃないかなと。私はどちらかというと複雑な曲よりもシンプルな曲のほうが好きで、言いたいことがより伝わると考えているので、ライブの最後に、最高の歌い手さんやプレイヤーさんと一緒にこの曲を演奏すると、誇らしい気持ちになります。作曲家としての幸せを感じますね。

── 「ツバサ・クロニクル」は壮大なストーリーでしたし、CLAMP作品らしいやさしさがありました。それが音楽にもよく表れていたように思います。

梶浦 「ツバサ・クロニクル」はやさしさも厳しさも温かさも恐さもあって、複雑な作品でしたね。描かれているものが多岐にわたるので音楽的にも雰囲気がひとつに絞りきれず、アプローチが難しかったです。作品の振り幅が大きい分、いろいろな楽曲を作ったなという印象があります。

消える運命にあった曲が、もう一度花開くのが「Yuki Kajiura LIVE」です

── 「Yuki Kajiura LIVE」は以前もCD化されていますが、ライブのCDをリリースすることについて、どうお考えですか?

梶浦 すべてはプロデューサーの発案から始まっているので、最初は「えっ、ライブのCD?」と思ったんですけど(笑)、よく考えれば、ライブで演奏するサウンドトラックは、もともと1分半くらいしかないものを4分くらいに広げていたりするので、CDに収録されている音源とはかなり違うんですよね。ライブでしか聴けないアレンジをお届けするためのCD化というのは、案外矛盾していないのかなと思いました。

── 「Yuki Kajiura LIVE」のCD化は、放送されて時間が経ってしまった作品のサウンドトラックをよみがえらせる効果もあると思います。

梶浦 語弊がある言い方かもしれませんが、サウンドトラックを作る仕事をするようになってから少しして、「私は使い捨てられる音楽を作る仕事に就いたんだな」と思ったんです。アーティストの楽曲というのは、成長とともに積み重ねていくものじゃないですか。でも、サウンドトラックの多くは作品とともに、時間の経過に合わせて消えて行く訳ではなくとも年老いて行くというのか、それが運命なんです。その事実を一瞬、つらいと感じたことがあったんですけど、仕事をしていく内に、それは決して悪いことじゃないなと思って、迷いがなくなったという経緯がありました。ところが、「Yuki Kajiura LIVE」をやるようになったら、過去のものになったと思っていた音楽が命を吹き返したんですね。それで、自分のサウンドトラックに対する考え方が、また変わって。

── 作品とは違う場所で、輝き出したという。

梶浦 こんなこともあるんだなと思いました。でも、それによって、サウンドトラックを作る姿勢が変わったということは、まったくないんです。正直、楽曲を懸命に制作している最中は、それが後世に残るか否かは些末なことで、作品のためにいい音楽を作るということが一番なんですけど、それを後々にライブで演奏して、お客様が喜んでくれるというのは、ある意味、奇跡的なことだなと。もう消えてしまったと思っていた曲たちが、もう一度花開く瞬間を見るというのは、本当に幸せですね。私にとっての「Yuki Kajiura LIVE」は、そういう場所になっていると思います。

── ファンとしては、すぐにでも次のライブが見たいところですが、今年6月に舞浜アンフィシアターとNHK大阪ホールで開催予定だった「Yuki Kajiura LIVE vol.#16 Soundtrack Special」は、残念ながら新型コロナウイルスの影響で、来年に延期になってしまいました。

梶浦 はい、2021年2月の開催ということで発表させていただきました。申し訳ありませんが、来年まで待っていただいて、みなさんで楽しみたいと思います。「Yuki Kajiura LIVE」はプレイヤーさんが主役なので、メンバーの替えが効かないんですね。なので、余裕をもってスケジュールを組み、万全の状態で開催したいなと。

── 時間が空いた分、セットリストに組み込まれる曲の幅が広がることに期待したいです。

梶浦 そうですね。いろいろな作品に関わらせていただいているので、演奏できる曲は増えると思います。来年またお会いしましょう。

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