canta-per-me.net

where we worship Yuki Kajiura

Skip to Navigation

Text Interviews » Yuki Kajiura LIVE vol.#7 “FICTION” Interview


Archive of the interview on Oh-News.


6月29日開催の「Yuki Kajiura LIVE vol.#7“FICTION”」直前のサプライズ! 梶浦由記本人が1年ぶりとなるライブへの熱い想いを語った!!

6月17日 12:40 更新

マルチコンポーザー・梶浦由記は、映画・アニメ・ゲーム・舞台・TVなどの音楽プロデュースに加え、彼女自身のプロジェクトであるFictionJunction(フィクションジャンクション)名義でも楽曲をリリースするなど、多彩なジャンルで活動している。

そして6月29日、いよいよ梶浦由記が「Yuki Kajiura LIVE vol.#7“FICTION”」(東京・渋谷NHKホール)が開催される。
約一年ぶりの「Yuki Kajiura Live」ということもあり、多くのファンが待ち望んでいる中、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』や劇場版『空の境界』の劇中歌と、梶浦がサウンドトラッ クを手掛けたナンバーが初披露されることが発表されるなど、ライブ決行前から大いに反響を呼んでいる同ライブ。

注目のワンマンライブ「Yuki Kajiura LIVE vol.#7“FICTION”」を控えた梶浦から、意気込みや当日の見どころなどを語ったコメントが届いたので、ライブの予習にご一読を。

■人気楽曲がLIVEヴァージョンへと生まれ変わる!

──今回は『FICTIONII』の収録曲がメインに演奏されることとは思いますが、どのようなテーマを持ったライブを予定されているのでしょうか?

梶浦:「FICTION」というタイトルですので、あくまでご指摘の通り、最新ソロアルバム『FICTIONII』の楽曲が中心になります。

──アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』や劇場版『空の境界』の劇中歌などを初披露されることが発表されていますが、初披露への経緯やご自身の思いなどがありましたら、お聞かせ下さい。また、これらの曲を披露するにあたり、どのようなステージにしようと考えていますか?

梶浦:『FICTIONII』中心のライブではありますが、この春は他作品のサウンドトラック等のリリースも多かったので、せっかく旬の楽曲ですから、このタイミングで聴いていただきたい楽曲でもあるなあ、と思いまして。
劇中のアレンジは、どうしても「BGM として流すこと」が前提となりますので、そことはまた違った、歌が全面に出たり、演奏も華やかになったり、劇中ver.とは曲の長さも異なる、ライブヴァージョンもご堪能いただけたら幸いです。

──今回のライブに関して、新たに取り入れよう、チャレンジしようとしていることはありますか?

梶浦:ライブの度に、「やっぱりフルートも生で聴いていただきたいなあ」と思うことも多かったので、今回はゲス トという形で、大好きなフルーティスト・赤木りえさんにご参加いただいています。歌のほかに、バンドの迫力、ヴァイオリンの奔放な演奏を聴いていただくの も私のライブの醍醐味だと思っておりますが、今回はフルートという楽器の認識が変わるような赤木さんの素晴らしいプレイもご堪能いただければ。

──何度か梶浦さんやFictionJunctionのライブに参加したことがあるファンでも、「これまでのライブと比べてここが進化した」といったような部分はありますか?

梶浦:ライブを重ねてきている分、メンバー間の息も合い、結束のようなものも生まれており、そして個々の実力も確実にアップしてきているかと思います。そういった意味で、ライブをやる度に嬉しい進化は感じます。そこを皆さんにも感じていただけたら幸いです。

──梶浦さんのTwitterを拝見していると、今回のライブのために『overture』など新たにアレンジされているようですが、『FictionII』発表から、さらにアレンジが施された楽曲はありますか?

梶浦:多少ありますね。『FICTIONII』のアレンジはあくまでCD 音源という形で聴いていただくためのものですから、ライブになると自然と変わってくる部分もありますし、歌い手四人、プレイヤーさんの個性を聴いていただきたいということで、歌や楽器のパートが増えたり、サイズが変わっている曲もあります。

──今から、ライヴメンバー(共演者)、スタッフさんに一言だけ「気合い」を投げかけるとしたら、どんな「ワード」が当てはまるでしょうか?

梶浦:「お客さんに楽しんでいただけるライブにしましょう!」
いつも目標はそれだけです。

──当日を待ち望んでいるファンの皆さんに向けて、メッセージをお願いします。

梶浦:約一年ぶりのライブ、「Yuki Kajiura Live」がこんなに間が空いてしまったのはスタートして以来初めてで、私もこの日を待ち焦がれておりました。皆様に音楽を楽しんでいただける一夜にでき るよう、メンバーみんな張り切っております。あの曲やこの曲がライブでどんな進化を遂げるか、どうぞお楽しみに!

高いパフォーマンスと音楽世界全開でファンを楽しませてくれる梶浦由記のライブ。
今回は彼女の言葉にもあったように、アルバム『FICTIONII』の収録曲はもちろんのこと、人気アニメの楽曲や『NHK/歴史秘話ヒストリア』のサウンドトラック、FICTIONIIの新曲を生で聴けるとあり、今からライブアクトに期待せずにはいられない。

梶浦由記、そしてFICTIONIIファンだけでなく、幅広い層が楽しめること必須の「Yuki Kajiura LIVE vol.#7“FICTION”」。
6月29日に向け期待感はMAXへと近づきつつあるが、その熱き想いをぜひとも当日はライブ会場にて爆発させてみては、いかがだろうか。

(文中敬称略)

  • Comments Off on Yuki Kajiura LIVE vol.#7 “FICTION” Interview