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3人の歌姫による美しいコーラスワーク。その楽曲とステージが生み出す幻想的な世界観。劇場版アニメ『空の境界』、TVアニメ『黒執事』シリーズなどで名をはせたヴォーカルユニットKalafina。彼女たちが12月10日、11日の2日間に渡り、渋谷C.C.Lemonホールでワンマンライブ『Kalafina LIVE 2010 “輝く空の静寂には”』を開催する。飛躍を遂げた2010年の集大成となるライブである。
今回、KalafinaのKeiko、Wakana、Hikaruの3人へ単独インタビューを行い、ライブへの意気込みなどを聞いた。まずは美しく楽曲をまとめるアルト・ヴォイスが魅力なKeikoから、ライブの聴き所を語ってもらった。
━━今回のライブ『Kalafina LIVE 2010 “輝く空の静寂には”』の見所、聴き所は?
[Kalafina_live_interview04] Keiko「年内最後のライブ、しかも2daysのライブです。今年は東名阪のライブツアー『Red Moon』からスタートしました。徐々に会場の規模も大きくなってきて、遂に夢のC.C.Lemonホール(旧渋谷公会堂)に立てるということで、みんなの気持ちも高まっています。今年はアルバム『Red Moon』を出したことでKalafinaとしての持ち歌が増え、今回のライブでは1stアルバム、2ndアルバムの中から厳選したセットリストを組むことが出来ました。Kalafinaができる精一杯のパフォーマンスと、コーラスワークを存分に出せるライブになると思います」
━━前回のライブツアー『Red Moon』で見せたステージと、今回のライブ。最大の違いはどのあたりになりますか?
[Kalafina_live_interview03] Keiko「前回はアルバム『Red Moon』を引っ提げて、というツアーだったので、楽曲がほぼ『Red Moon』からのライブになりました。今回の『輝く空の静寂には』は今年の集大成となるライブで2daysということもあるので、よりKalafinaらしいステージにしたいです。前回の『Red Moon』中心のセットリストと、過去の楽曲も合わせた今回のセットリストでは、聴こえ方、観え方は凄く変わってくると思います。自分たちも1stアルバム『Seventh Heaven』と2ndアルバムを合わせた時にどうなるんだろうと興味があったんです。凄くかっこよく、本当に同じ曲でも変わって聴こえるんですよね。その違いも聴き所だと思います。
パフォーマンスも、前回のツアーから見せ方をより考えるようになりました。世界感の大きい曲が多いので、それを視覚でも観てもらいたいという気持ちも大きくなってきています。1年の集大成となるステージですから、力を入れて行きたいです」
━━最後にライブを待つファンへ、メッセージをお願いします。
Keiko「今年はたくさんの方々にお会い出来た気がして、そのたびに「Kalafinaって幸せモノだな」と思うような、それぐらい暖かい皆さんに支えられた1年だったと思います。その感謝の気持ちを、1年の集大成であるライブでお返しして、みんな笑顔で1年を締めくくりたい思っています。私たちもKalafinaの、最大限の魅力を出せるライブにしようと思っているので、期待していて下さい」